昨今のSNS普及による問題点 -マーケティング部 T-

こんにちは。マーケティング部のTです。
日々の業務でSNSを活用する機会が増える中で、「SNSって便利だけど、課題もたくさんあるな」と思う場面が増えてきました。今回はそんな、**SNSが普及したことで見えてきた“問題点”**について、マーケティング目線から感じていることを書いてみます。
■ 便利さの裏にある“情報の早さと軽さ”
まず思うのが、SNSは情報の拡散スピードが本当に速いということ。
良い話題なら大歓迎ですが、ちょっとした誤解やネガティブな話題が一気に拡散してしまうのは、企業にとってかなりリスクです。
一度出回った情報は、たとえ事実と異なっていたとしても“印象”として残ってしまう。いわゆる炎上リスクですね。火種はほんの一言のツイートだったり、インフルエンサーの軽い投稿だったりすることも。こればかりは完全にコントロールできないので、企業側の発信には本当に神経を使います。
■ “見せ方”ばかりが重視されがち
SNSはビジュアルが命!…という風潮、よくわかります。
ただ、それが行き過ぎると、中身より“映え”が優先される傾向も強くなります。
マーケティング施策でも、「目を引く動画」「バズるキャッチコピー」「インフルエンサー起用」など、派手さに寄りすぎてしまうことがあります。でも、結局サービスや商品がユーザーの役に立つものでなければ、一時的な話題だけで終わってしまう。
「本質的な価値は何か?」を見失わないようにすることが、SNS時代のマーケティングではますます重要になってきていると感じています。
■ 情報の“真偽”が見えにくくなってきている
これは個人的にも問題だと思っているのですが、SNS上の情報って、誰でも発信できるがゆえに“正しさ”の判断がどんどん難しくなっています。
「みんなが言ってるから正しい」「フォロワーが多い人が言ってるから本当」みたいな空気があって、それがミスリードにつながることも多いです。
企業としても、SNSの声を聞くのは大事ですが、本当にユーザー全体のニーズなのか、それとも一部の声が過剰に響いているのかを冷静に見極める力が求められます。
■ SNS疲れ・発信側のプレッシャーも増えている
そしてこれは、私たち発信側にも言えることですが、SNSは常に“反応”が数値として可視化されます。
「いいねが少なかった…」
「ネガティブなコメントがついた…」
そんなことで、落ち込んだり、自信をなくしてしまうケースも珍しくありません。
SNSはリアルタイムで声が返ってくるからこそ、便利だけどメンタル的には結構ハードです。
個人でも企業でも、「どこまで発信するか、どう向き合うか」を改めて見直す時期にきているのかもしれません。
■ それでもSNSは無視できない
ここまで問題点ばかり書きましたが、それでもSNSは、今や生活にもビジネスにも欠かせないインフラです。
新しいブランドを認知してもらうには、SNSは一番の入り口ですし、ユーザーと直接つながれるツールでもあります。
だからこそ、「上手く付き合う」ことが大事なんだと思います。
反応に一喜一憂しすぎず、冷静に運用していくバランス感覚。これからのマーケティングにおいては、単なる施策以上に“考え方”が問われる時代になってきている気がします。
SNSは、諸刃の剣。
便利な反面、扱いを間違えると逆効果になる。
でも、うまく使いこなせば、大きな可能性がある。
そのギリギリのラインを探りながら、今日もマーケティングと向き合っています。
「何を伝えたいのか」「誰に届けたいのか」――そんな原点を大事に、これからもSNSと付き合っていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

こんにちは。マーケティング部のTです。
日々の業務でSNSを活用する機会が増える中で、「SNSって便利だけど、課題もたくさんあるな」と思う場面が増えてきました。今回はそんな、**SNSが普及したことで見えてきた“問題点”**について、マーケティング目線から感じていることを書いてみます。
■ 便利さの裏にある“情報の早さと軽さ”
まず思うのが、SNSは情報の拡散スピードが本当に速いということ。
良い話題なら大歓迎ですが、ちょっとした誤解やネガティブな話題が一気に拡散してしまうのは、企業にとってかなりリスクです。
一度出回った情報は、たとえ事実と異なっていたとしても“印象”として残ってしまう。いわゆる炎上リスクですね。火種はほんの一言のツイートだったり、インフルエンサーの軽い投稿だったりすることも。こればかりは完全にコントロールできないので、企業側の発信には本当に神経を使います。
■ “見せ方”ばかりが重視されがち
SNSはビジュアルが命!…という風潮、よくわかります。
ただ、それが行き過ぎると、中身より“映え”が優先される傾向も強くなります。
マーケティング施策でも、「目を引く動画」「バズるキャッチコピー」「インフルエンサー起用」など、派手さに寄りすぎてしまうことがあります。でも、結局サービスや商品がユーザーの役に立つものでなければ、一時的な話題だけで終わってしまう。
「本質的な価値は何か?」を見失わないようにすることが、SNS時代のマーケティングではますます重要になってきていると感じています。
■ 情報の“真偽”が見えにくくなってきている
これは個人的にも問題だと思っているのですが、SNS上の情報って、誰でも発信できるがゆえに“正しさ”の判断がどんどん難しくなっています。
「みんなが言ってるから正しい」「フォロワーが多い人が言ってるから本当」みたいな空気があって、それがミスリードにつながることも多いです。
企業としても、SNSの声を聞くのは大事ですが、本当にユーザー全体のニーズなのか、それとも一部の声が過剰に響いているのかを冷静に見極める力が求められます。
■ SNS疲れ・発信側のプレッシャーも増えている
そしてこれは、私たち発信側にも言えることですが、SNSは常に“反応”が数値として可視化されます。
「いいねが少なかった…」
「ネガティブなコメントがついた…」
そんなことで、落ち込んだり、自信をなくしてしまうケースも珍しくありません。
SNSはリアルタイムで声が返ってくるからこそ、便利だけどメンタル的には結構ハードです。
個人でも企業でも、「どこまで発信するか、どう向き合うか」を改めて見直す時期にきているのかもしれません。
■ それでもSNSは無視できない
ここまで問題点ばかり書きましたが、それでもSNSは、今や生活にもビジネスにも欠かせないインフラです。
新しいブランドを認知してもらうには、SNSは一番の入り口ですし、ユーザーと直接つながれるツールでもあります。
だからこそ、「上手く付き合う」ことが大事なんだと思います。
反応に一喜一憂しすぎず、冷静に運用していくバランス感覚。これからのマーケティングにおいては、単なる施策以上に“考え方”が問われる時代になってきている気がします。
SNSは、諸刃の剣。
便利な反面、扱いを間違えると逆効果になる。
でも、うまく使いこなせば、大きな可能性がある。
そのギリギリのラインを探りながら、今日もマーケティングと向き合っています。
「何を伝えたいのか」「誰に届けたいのか」――そんな原点を大事に、これからもSNSと付き合っていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!