案件概要
飲食店向けスマートオーダーサービスを開発。来店客自身のスマートフォンを活用したQRオーダー機能、厨房用管理画面、売上管理機能を統合した店舗DXプラットフォームを構築しました。
提供サービス
- モバイルオーダーシステム開発
- 店舗・メニュー管理画面構築
- UI/UX設計
- 売上分析・データ集計機能
技術スタック
フロントエンド:
React, Next.js, TypeScript
バックエンド:
CodeIgniter, PostgreSQL
インフラ:
AWS (EC2, RDS, S3, CloudFront), Docker
プロジェクトの背景・課題
クライアントの現状
多店舗展開を行う飲食チェーンのクライアントは、慢性的なホールスタッフ不足による機会損失に悩んでいました。ピークタイムには注文伺いだけでスタッフの手が埋まり、料理提供の遅れやオーダーミスが発生。顧客満足度の低下が懸念されていました。
また、一般的なオーダーシステムは専用端末やPOSレジの入れ替えが必要で導入コストが高額になりがちで、全店舗への展開が資金的に難しいという課題もありました。
解決したい課題
- お客様のスマホを活用(BYOD)し、専用端末コストをゼロにしたい
- ホール業務(注文伺い)を自動化し、少人数での店舗運営を実現したい
- 紙メニューの差し替えコストをなくし、リアルタイムに在庫や価格を反映させたい
- 「おすすめ」や「トッピング」の提案をシステム化し、客単価を向上させたい
当社が選ばれた理由
選定の決め手
- 直感的なUI/UX: 老若男女問わず利用するサービスであるため、説明書不要で誰でも注文できるシンプルなUI設計が評価された。
- 高速レスポンス: Next.jsを採用し、通信環境が不安定な店内でもサクサク動くページ遷移を実現する技術提案が決め手となった。
- 柔軟なカスタマイズ性: 店舗独自のオペレーションに合わせた厨房管理画面や集計機能を、柔軟に開発・構築できる点が評価された。
提案・ソリューション
ビジネス面での提案
QRセルフオーダー導入:
各テーブルに配置したQRコードを読み込むだけで注文が完了する仕組みを導入。ホールスタッフの業務を「配膳」と「接客」に集中させ、人件費の適正化を図りました。
クロスセル機能の実装:
注文確定前に「ご一緒にドリンクはいかがですか?」や「トッピング追加」をレコメンドする機能を実装。スタッフのスキルに依存せず客単価アップを狙う設計にしました。
デザイン/UI面での提案
シズル感のあるメニュー表示:
料理写真を画面いっぱいに表示し、視覚的に食欲をそそるデザインを採用。カテゴリ切り替えをタブで容易にし、目的の商品にすぐ辿り着けるよう工夫しました。
多言語対応:
インバウンド需要に対応するため、英語・中国語・韓国語へのワンタップ切り替え機能を実装しました。
開発プロセス面での提案
店舗オペレーション検証:
開発初期段階で実際の店舗スタッフに参加してもらい、厨房用ディスプレイでの注文通知の即時性や視認性をテスト。現場の混乱を招かないUI改善を行いました。
リアルタイム在庫管理:
売り切れ商品は即座にメニューから非表示(またはSOLD OUT表記)になるよう、バックエンド(PostgreSQL)とフロントエンドをリアルタイム連携させました。
成果・今後の展望
リリース後の反響
- 導入店舗のホール人件費を前年比20%削減
- レコメンド機能により、客単価が平均15%向上
- オーダーミスによるロスがほぼゼロに改善
- テーブル回転率が向上し、ピーク時の売上が最大化
クライアントの声
「ランチタイムの戦争のような忙しさが嘘のように静かになりました。スタッフも余裕を持って接客できるようになり、お客様の笑顔も増えました。売上も伸びており、最高の投資でした。」— チェーン統括マネージャー様
今後の展望
今後はLINE公式アカウントとの連携を進め、会員登録やリピーター向けクーポンの配信機能を実装予定。また、蓄積された注文データをAI分析し、新メニュー開発に活かす支援も行う予定です。
カテゴリー: Webサービス/DX
タグ: CodeIgniter, PostgreSQL, React, Next.js, モバイルオーダー