突然ですが、Web集客のためにこんなことをしていませんか?
・「とにかくブログ記事をたくさん書けば検索順位が上がる」と信じて量産している
・SEOコンサルタントに毎月数十万円を払って、キーワード対策を行っている
・サイトのデザインは綺麗だから、中身(裏側)も大丈夫だと思っている
もし一つでも当てはまるなら、少し厳しい事実をお伝えさせてください。 その努力と大切なお金は、「地盤がドロドロの砂の上に、一生懸命に豪邸を建てようとしている」のと同じ状態かもしれません。
私たちは長年、大企業の「絶対にシステムダウンが許されないインフラ」を裏側で構築してきた技術者集団(エンジニア)です。そのプロの目線で見ると、世の中の多くのWebサイトは、見た目は綺麗でも、裏側(プログラム)がボロボロなのです。
今回は、記事を書く以前の問題である「Googleが評価すらしてくれないサイトの技術的な欠陥」についてお話しします。
なぜ、プロのSEO業者がいても「技術的な穴」が残るのか?
一般的にSEOコンサルタントとは、「検索順位を上げるためのあらゆる施策を行う専門家」と定義されています。もちろん、キーワード選定や記事の企画において、彼らは素晴らしいプロフェッショナルです。
しかし、ここには業界の「構造的な落とし穴」があります。 多くのSEO会社やコンサルタントは「マーケティング出身者」であり、「システム開発の専門家(エンジニア)」ではないケースが圧倒的に多いのです。
つまり、以下のような偏りが生まれがちです。
・得意(コンテンツSEO): 「どんな記事を書けば人が集まるか」の企画やライティング。
・苦手(テクニカルSEO): 「Googleのクローラ(ロボット)が読みやすいプログラム構造になっているか」「サーバーの応答速度に問題はないか」といった技術的領域の解析と修正。
本来、SEOの定義には「サイト構造の根本的な改善」も含まれます。しかし、実際にソースコードを書き換えて表示速度をミリ秒単位で改善したり、サーバーのチューニングができる「エンジニア上がりのコンサルタント」は、実は非常に稀です。
その結果、「記事の内容は最高なのに、サイトの裏側の技術的な欠陥のせいで、Googleに正しく評価されていない」という、非常にもったいない状況(毎月数十万円の無駄遣い)が多くの企業で起きているのです。
Googleが「評価不能」と判定する技術的欠陥ワースト3
では、具体的にどんなサイトが「ダメ」と判断されるのでしょうか。特に多い3つの技術的欠陥をご紹介します。
【ワースト3】 表示に3秒以上かかる「激重のフロントエンド」 あなたのサイト、スマホで開いた瞬間に「パッ」と表示されますか? Googleは現在、「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」というユーザー体験の指標を検索順位に強く反映させています。特に、ページの表示速度(LCP)は極めて重要です。 無駄に大きな画像や、過去の継ぎ足しで肥大化した不要なJavaScriptを裏で読み込んでいるサイトは、Googleから「ユーザーにストレスを与える質の低いサイト」と判定され、順位を大きく落とされます。
【ワースト2】 クローラが迷子になる「ぐちゃぐちゃのソースコード」 Webサイトの裏側には、Googleの巡回ロボット(クローラ)に対して「この記事で一番重要なのはここですよ(hタグ)」「このページはここにありますよ(XMLサイトマップ)」と教えるためのルールが存在します。 しかし、技術力のない業者が作ったサイトや、素人が継ぎ足したサイトは、このソースコードの整理整頓ができていません。結果、いくら良い記事を書いても、Googleに正しく認識してもらえず、検索結果に表示されないという悲劇が起こります。
【ワースト1】 スマホ対応が不完全な「レスポンシブの欠陥」 今、BtoBであってもWebサイトを見る人の大半はスマートフォンを使っています。Googleは「モバイルフレンドリー(スマホで使いやすいかどうか)」を最重要視するモバイルファーストインデックスを完全に移行済みです。 パソコンの画面をただ強引に小さくしただけで、「スマホではボタンがタップしづらい」「文字が画面からはみ出している(横揺れする)」といった技術的欠陥があるサイトは、パソコン版がどれだけ綺麗でも、SEOの評価は容赦なく下げられます。
毎月30万円をドブに捨てる前に、「土台」の技術診断を。
ここまで読んで、「うちのサイトの裏側は大丈夫だろうか…?」と不安になった経営者やWeb担当者様へ。 これは、あなたの責任ではありません。エンジニアにしか見えない領域の話なので、気づかなくて当然です。
だからこそ、私たちは提案します。 SEO業者に言われるがまま記事を書き続ける前に、まずはエンジニアによる「Webサイト健康診断」を受けませんか?